電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ・コミック工学研究会では、下記の通り、2020年9月17日(木)〜18日(金)に、第4回研究会発表会を開催いたします。 画像処理、データベース、人工知能、インタフェース、認知科学など、コミックを中心とした様々なモダンカルチャーコンテンツの工学的な利用についての技術、分析、応用に関わる研究発表を予定しています。
【開催情報】
日時:2020年9月17日(木)・18日(金)
会場:オンライン開催(ZOOMで実施予定)
【プログラム】
9/17 (木)
11:00–11:10 オープニング
11:10–12:00
Session 1: モーションコミック
1. 大芝潤気 (大阪府立大), 岩田基 (大阪府立大), 黄瀬浩一 (大阪府立大):C2GANを用いたランドマークに基づくアニメキャラクタの顔画像自動生成手法
2. 大西諒太(愛工大), 田中海斗(愛工大), 澤野弘明(愛工大), 堀田政二(農工大):漫画画像のモーションコミック化手法の提案
13:00-14:00
スポンサー講演
3. 石渡広一郎(ホットリンク):SNSマーケティングにおいてマンガを活用する意義
4. 今井輝夫(イーブックイニシアティブジャパン):イーブックイニシアティブジャパン企業紹介
14:20-15:50
Session 2: 内容理解
5. 迎山和司(はこだて未来大):マンガを思い描くAI 〜私たちの心を知るために
6. 森理緒奈(関西大),山西良典(関西大),松下光範(関西大):発話の役割を要素とするベクトルを用いた登場人物間の有向関係の表現方法の提案
7. 山口直彦(IPUT):情報学の視点で読み解くライトノベル研究
9/18 (金)
11:00-12:00
Session 3: データセット構築
8. 阿部和樹(明大),中村聡史(明大):コミックのセリフと発話者対応付けデータセットの構築とその困難性
9. 元山直輝(大阪府大),岡田真(大阪府大),森直樹(大阪府大):漫画のオブジェクト順位データセットの構築と機械学習による内容理解の提案
13:00-14:30
Session 4: 描画支援
10. 村津幸祐(立命館),藤田宜久(立命館),山西良典(関西大),仲田晋(立命館):2次元平面上のアニメ風顔画像回転モデルの作成と検証
11. 粟根啓太(東大),坪田亘記(東大),幾田光(東大),松井勇佑(東大), 相澤清晴(東大):画像補完による顔イラストの見栄え向上
12. 坪田亘記(東大),伊神大貴(東大),相澤清晴(東大):深層学習でのスクリーントーンレイヤーの付与によるトーン貼り
14:50-16:20
Session 5: コミック特徴抽出
13. 福田ちひろ(筑波大),三原鉄也(筑波大),永森光晴(筑波大):マンガのシーン抽出のためのコマの連続性評価手法 ―人物出現パターンに着目して―
14. 渡邉聡(明大),望月華(明大),二宮洸太(明大),梶田美帆(明大),中村聡史(明大):印象にもとづくコミック検索に向けた服領域自動抽出と印象推定に関する検討
15. 今泉港大(立命館), 山西良典(関西大), 西原陽子(立命館), 小沢高広(漫画家 うめ):任意の区間での出現傾向の類似性による漫画の登場人物の分類
16:20-16:25 クロージング
【参加費・参加登録】
聴講参加費:無料
登録締め切り:9月10日
参加登録:以下のURLから、事前参加登録を行ってください。★
https://forms.gle/9NdtZf4gj1j25XyRA
事前申し込み頂いた方のみが聴講できます。
なお、研究会はZOOMで実施予定です。
【お問い合わせ先】
コミック工学研究会研究会幹事ML
cc-admin <at> m.cs.osakafu-u.ac.jp(<at>を@に変更してください)
主事:岩田基(大阪府立大学)、松下光範(関西大学)、山西良典(関西大学)、西原陽子(立命館大学)、中村剛士(名古屋工業大学)